2008年4月30日水曜日

The Exploration of Jorgan -Stone Knife



世界史の中で最も古い記録を残しているの国の一つヨルダン

50万年前、原人の大陸移動の痕跡があり、8,000年前の農業定住の村があり、なんだか気が遠くなりそうな場所だが、実はあらゆる文明が入り込み、今日の世界像を語るに大変重要な地域なのだ。日本では少しなじみが薄いのう。

実際、ヨルダンの歴史は複雑で、旧石器人類から定住農業、セム語族の習合、BC13c 頃からのエドム王国、旧約聖書のアンモン王国、モアブ王国、カルディア王国の統一、アケメネス朝ペルシャ、プトレマイオス朝、インディジョーンズのペトラ遺跡のナバテア王国、そしてローマ帝国、ビザンチン帝国、カリフ時代、ウマイア朝、アッバース朝、ファーティーマ朝、十字軍エレサレム帝国、アイユーブ朝、マムルーク朝、オスマントルコ帝国へと進んで行く。(かなり頭痛くなってきたかな)


さて、この旧石器ナイフは紀元前1万年から2万年前の大変貴重なナイフなのだ。どこかの国のやらせの考古学ではない。

最も感心する点は、自然石に対してその特徴をみごとに人間工学としてデザインしているところです。見事なフィット感は握った人しか体感できません。
(ヨルダンにて)