
1869年(明治2)、まるで昨日のようですが(個人的感覚です)、逓信省電務局により東京~横浜間で公衆電信業務が開始されました。えっ、アレクサンダー・グラハム・ベルが電話を発明し特許を取得したのは1876年じゃあん。その7年前に日本に電話あったの?
そうなのだ、間違え易いよね、実は日本では電信線が引かれたのだ。これはあの電信電報で使うあの電信線です。残念ながら電話線ではありませんでした。そんなに早く電報使えたのかと驚きなのだが、1854年(嘉永7)にペリーが幕府に最新式モールス電信機を献上したのですわ。アメリカで実用化されてから十数年しか経ってません。懐深いですねー、さすがペリーさん。当時から日本国は重要だったのです。
いろんな意味で。
1871年長崎~上海、長崎~ウラジオストックの海底ケーブルが開通。1873年には東京~長崎。1879年なんと全国開通。万歳。
で、電話機の方はと言うと、1877年ベル電話機を輸入し、その後エディソン電話機、エディソン・ブレーキ電話機、磁石式アーデル電話機など輸入し、模造品を作るが失敗。1889年イギリスのガワーベル電話機を模造して、1890年実用化に成功したのだ。
その100年後は携帯ラッシュとなり、みなさん「24(twenty-four)」ばりに使いこなしているではないか。
さて、ムンクが使っておる(今は使えん。デジタルに対応しておらん)電話機はラーシュ・マグナス・エリクソン(スエーデン)が作った電話機。日本ではソニー・エリクソンとして今でも有名だなあ。彼は1878年に磁石式通信機を実用化し、1880年にヘリカル・マイク式壁掛け電話機を発明します。実物は残念ながら持ってないが、かなり良い。
1884年初の卓上電話機を開発する。そして、1892年に卓上電話機新型「ダックスフント・テレホン」を発表。これは何がすごいのかと言うと、世界初「一体型ハンドセット」になっているのです。いわゆる「受話器」を考案したのだ。これはもう、至る所から引き合いが来て大ロングセラーとなるのである。

0 件のコメント:
コメントを投稿